Snow hand made Hirosaki

Snow hand madeで使用している草木染め染料の紹介です。

●青森  の染料           波照間染料はこちら



本州最北端の青森県。面積は約9600平方キロメートル。
深い山々、三方向を海に囲まれた自然豊かな県です。
Snow hand madeは青森県西部の弘前市を拠点に活動しています。
弘前市は津軽藩の城下町として栄えた岩木山の麓の街です。
城下町ならではのレベルの高い工芸や民藝が数多く残っています。     
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・十和田ムラサキ(紫根)


ムラサキ科ムラサキ属の多年草。
紫色を染める為にはを染料として使用します。
聖徳太子の冠位十二階や万葉集にもその名が出るほど古い歴史があります。日本三大色素の一つで、紫袈裟などの
高貴な色の染料として用いられてきました。
生薬「シコン」は炎症や火傷の外用漢方として使用されています。
昨今はほとんどが中国産の紫根ですが、Snow hand madeで使用している紫根は希少な青森県十和田産の
国産紫根のみです。
高貴な古代紫を感じていただけたら幸いです☆

・桜  


バラ科サクラ属の落葉広葉樹。
日本人にとって馴染み深い春の象徴です。弘前は日本三大桜の名所のひとつです。
Snow hand madeでは主に弘前産の山桜、ソメイヨシノの枝を使用しています。
枝を煮出す回数や季節によって沢山の色で出せます。
黄色系、ピンク、カーキ、グレー、ピンクグレー、赤茶など。

・林檎  


バラ科リンゴ属の落葉高木樹。
リンゴは弘前の名産品の一つです。
Snow hand madeでは弘前のリンゴ農家さんから剪定した枝を頂き染めています。
品種はジョナゴールド、ふじ、津軽 等々です。
リンゴは煮出し方や染め順、季節、媒染によってまったく違う色がでます。
ベージュや黄色系、ピンクやオレンジなど。

・胡桃  



クルミ科クルミ属の落葉高木樹。
青い実や堅果を煮出して染色しています。
Snow hand madeでは弘前産のオニグルミを使用しています。
乾燥したオニグルミの堅果は非常に硬く割りずらいのですが、煮出す場合は
なるべく細かく砕きます。生の青い実は半分に割って煮出します。
ベージュ、グレー、こげ茶、藍と重ねて黒など。

・藍  


タデ科イヌタデ属の一年草。
乾燥葉を100日程かけ発酵させ堆肥状にしたスクモを木灰で作った灰汁と
共に甕の中で再発酵させたものを染液として使用します。甕の中に浸した布や糸を
空気や水中で酸化させると青く発色します。
醗酵、発色には菌の働きがとても大切なので、促すために貝灰や青森県産無農薬栽培の小麦の
フスマを適時加えます。石灰、日本酒、水飴等は使用していません。
Snow hand madeでは主に自家製の弘前藍、徳島の阿波藍を使用して
「地獄建て」や「正藍染め」と呼ばれる藍染めをしています。
染める時間と回数、藍の強さで水色〜濃紺まで出せます。

・日本茜



アカネ科のつる性多年草。染色には根を使用します。
日本在来の唯一の赤色染料。5世紀前後にエジプト方面から紅花が渡来する前までは、日本の赤色は
すべて茜染めだったようです。
魏志倭人伝に「卑弥呼は絳青稴(こうせいけん)と呼ばれる織物を献上した」と記述がありますが、
【絳】は茜で染めた赤のことだそうです。
深緋色と呼ばれる深い赤を染める為には、大変な手間がかかります。
手間を掛けずに染めると夕日の色、オレンジがかった茜色になります。
ここから時間を掛けて黄色色素を除去して何度も重ね染めをして
深い赤色を染めます。
現在では希少な日本茜で非常に手間が掛かるので高級染料のひとつとなっています。
Snow hand madeでは弘前産の生の日本茜を使用しています。
オレンジ、薄ピンク〜深い赤色まで染まります。

・蓬(ヨモギ)


キク科ヨモギ属の多年草。
草餅などで馴染み深い蓬ですが、ハーブの女王と呼ばれるほど沢山の効能があります。
漢方として、食し、飲み、蒸し、焼き、浸かりなどで使用できる万能草です。
収穫時期や成長具合、煮出した回数などにより何種類もの色を出すことが出来ます。
黄色系、モスグリーン〜グリーングレー、茶系などシックな色が多めです。
藍染めで緑を出すための下染めにもします。

・紅花  


キク科ベニバナ属の一年草または越年草。
山形の最上紅花の種をSnow hand madeで発芽させ収穫したものを主に使用。
紅花からは黄の色素と赤の色素を取り出すことができます。
黄色い花の下の部分に赤味が出てくるころに花を収穫します。
花びらは酸化すると赤く発色し始めます。赤色色素はアルカリに溶け出すので、
抽出した後に酸で定着させ紅色を染めます。
日光堅牢度やアルカリには弱いですが、こちらも古代から使用されている
妖艶で魅力的な色です。

・木通(アケビ)


アケビ科の蔓性落葉低木の一種、あるいはアケビ属に属する植物の総称です。
染めには蔓と葉を使用しています。煮出した染液への浸す時間によって黄色みを調節します。
黄色〜黄土色、茶色系など。
藍染めで緑を出すための下染めにも使用します。

・竹  




イネ科マダケ属の孟宗竹を使用しています。
弘前ではネマガリタケと呼ばれる細いタケノコが主流ですが、
山の方には大きなタケノコの取れる孟宗竹も沢山あります。
染めには竹の葉を使用しています。
明るく鮮やかな黄色が出ます。
藍染めで緑を出すための下染めにも使用します。




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